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地域ではたらくこと

小松菜農家

西船橋ひらの農園 平野徹さん

西船橋ひらの農園 小松菜農家

平野 徹(ひらの とおる)さん

西船橋ひらの農園
小松菜農家
勤務地:千葉県船橋市

西船橋の農家

西船橋にて小松菜を生産しています平野と申します。西船橋ひらの農園は、父の代から続いており、船橋のブランド認定をされている小松菜を、毎日出荷しています。
ここ西船橋の小松菜は非常に評判が良いのですが、さらにおいしい小松菜を作るために、西船橋の農家の若手後継者9人(チームうぐいす)で、日々研究に勤しんでいます。例えば、新しくできた農薬や品種をそれぞれの農家で試すことで情報交換をし、自らの農家に活かしています。同じ地域で同じ野菜を作る若手が9人もそろうことは珍しく、だからこそお互いに情報交換も円滑にできるし、勉強会もやっていけるのです。西船橋は特に、おいしい小松菜作りを目指せる環境が整っていると思います。

迷わず農業の道を志した

そもそも私が農業を始めた経緯ですが、父がここの農家をやっていたってこともあり、幼い頃から将来は農家をやるのだろうなとずっと思っていました。一度も農家なんかやりたくないと思った事はなく、自然な成り行きでした。
高校卒業後、東京農業大学に進学し、農業経済学を学びました。ただ、正直大学で学んだ学問が現在の作業に活きているかはわかりません。なによりも、農業は経験が大事なのかなと思います。大学卒業後は種苗会社にて経験を積み、その経験を活かし、今はここの農家(ひらの農園)で小松菜を育てています。
今は、何事もまずは試してみることを心がけ、現在も10種類以上の小松菜の種を試し、試行錯誤をする中で、日本で一番おいしい小松菜作りを目指しています。

どこよりもおいしい小松菜を

小松菜は収穫までの期間が短く、利益率が高いという理由で先代が始めたものです。小松菜は鉄分•カルシウム•ビタミンが多くて非常に栄養価が高く、味にクセがないから様々な料理に合わせ易いのです。給食などでも定番メニューで、すごく需要があります。普段はみそ汁であったり、おひたしが多いと思いますが、メンマと一緒に炒めたりしてもすごくおいしいです。
様々な食べ方があるからこそ、みなさんに小松菜のおいしさを知って欲しいですし、自分がどこよりもおいしい小松菜を作りたいと思っています。この仕事の魅力の一つなのですが、自分が手がけた野菜を食べてくれた人々の「おいしい」の言葉を聞いたときは、最高に嬉しい瞬間です。

地域からの理解なくして、自らの夢は叶わない

葛飾小学校での食育の様子
葛飾小学校での食育の様子
畑の周りが住宅街ということもあり、どうしても地域の人々に理解してもらえなくてはこのような場所で農業をやることなどできません。
だからというわけだけではないですが、日ごろから、食育の一貫として小学生を畑に招き、収穫体験をさせたり、イベントを開いたりしています。
また、西船橋で小松菜が作られていることを住民の方々に知ってもらいたいという想いがあり、西船橋駅周辺の飲食店に協力をいただいてそれぞれのお店でオリジナルの小松菜料理を作ってもらい、「こまつなう」という食べ歩きのイベントを開きました。
このような活動を一つ一つこなし、地域の人々に小松菜農家の存在や、我々の小松菜作りへの熱意を知ってもらうことで初めて、我々は地域で農業をやらせてもらえると思います。つまり、地域の人々の理解と、我々の農業への熱意と努力があって初めて、「西船橋の小松菜が日本一」という夢に向かって行けると思います。

取材後記

農業というと一見泥臭く地味なイメージがありましたが、平野さんへの取材を通して一転しました。平野さんは、いかに自分が作る作品を世の中の人々に知ってもらえるかに情熱を持っておられ、単純に「この人かっこいい」と思いました。
何を仕事にするのかも大事なことであるかもしれませんが、どれほどの想いや情熱を持ち仕事に望むかの方がよっぽど、人が輝いて見えると感じました。今後、平野さんの活動が地域の人々にさらに認知され、「小松菜と言えば西船橋」とたくさんの人が言うようになって欲しいと思います。

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