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地域ではたらくこと

市立船橋高等学校事務局

船橋市職員 廣澤恵美さん

船橋市職員 市立船橋高等学校事務局

廣澤 恵美(ひろさわ えみ)さん

船橋市職員
市立船橋高等学校事務局
勤務地:千葉県船橋市

市立船橋での仕事

市立船橋高校で働き始めて5年目になります廣澤と申します。
市立船橋高校は非常にスポーツが強く、様々な部活が全国大会に出場しており、ある意味、船橋市の看板的役割を担っています。その中で私は、経理•庶務を担当しており、主に予算の割当や管理などを行っています。

役所に入って20年

高校を卒業してすぐに公務員になる決断をしました。公務員の中でも、「国•県•市」の中から選ぶことができましたが、地域住民に近いという理由で「市」を選びました。
20年間職員として働き、今の仕事以前に「国民健康保険課」•「秘書課」•「教育委員会学務課」•「障害福祉課」の4つの課を異動しましたが、市の職員はどの課に所属していても住民の方々と接する機会が多く、その点に非常に満足しています。

複数の部門を異動したからこそ別の視点が得られた

今まで勤務をした5つのそれぞれの課での仕事内容にそれほど関連性はありませんが、5課を動いたからこそ分かることもあります。市民から預かっているお金をそれぞれの課がどのように使うべきかをそれぞれの勤務の中で考えてきたので、俯瞰的に市の予算の使い方を考える姿勢が養われました。例えば、学校の庶務・経理をやる中で、自分の学校だけが予算を与えられれば良いとも思いませんし、また市民から預かった税金をいかに使うのが妥当なのかを考えながら自らの学校に適した予算をいただくようにしています。
他の部署や学校のことも考えながら予算を使うことができているというのは、様々な分野の公務を経験したからこそ身に付いた視点なのかなと思います。

仕事の魅力

表舞台に立つのは生徒や教員であり、彼らを裏方で支えることが私の仕事です。例えば、市立船橋がサッカーで活躍することが地域の人々の喜びに変わり、それを裏方で支えていられることにモチベーションを感じています。
公務員はそんな誰かの幸せのために働ける仕事ですし、非常に魅力を感じています。極端に言えば「誰かの幸せのために働く」というのは民間で働く上でも同じことであると思いますが、たまたま私が興味をもった分野が公務員でした。

地域での活動

個人的に地域の町会の防災部会に所属しています。防災対策・災害対応を考える上で「自助•共助•公助」という言葉がありますが、実際に何かが起きた際には市(公)が迅速に対応できるとは限りません。いざという時に誰かが助けてくれると思っていては遅いのです。自助•共助が大切で、いざという時は、自分で動いて助け合うという姿勢がなくてはならないのです。
私のような公的な立場の人間として、市民に「自分で動いて下さい」というのは市の職員として誤弊があります。ですので、自らが地域の住民として町会の防災部隊に所属し、一住民の立場で、皆様に「自分で動くことの大切さ」を伝えることを心がけています。

今後成し遂げたい夢

以前に障害福祉課に所属していたこともあり、障害福祉に興味が強いです。誰もが居場所と生き甲斐を持てる社会を作り上げたいと思っています。
5年前に、役所で開かれた「政策実現研修」で市長に直接提言ができる機会があり、その際に障害福祉について提言をしました。知的障害を持つ子供の親と話していた際に、親が「この子よりも長く生きたい」と話していたのです。普通の親であれば、自分の子供を看取ることは一般的には望まないはずだと思います。それにも関わらず、それを望むということはつまり、親がいないとその子は生きていけないということだと思います。そこで私は、障害を持っている人でも、一人で生きていけるような社会を作りたいと感じました。誰かが変えてくれるのを待つのではなく、私自身ができることをやろうと思っています。
現在、課は変わってしまい、仕事の中で障害福祉に関わる機会はありませんが、自らの人生の中で、長きに渡って、障害福祉について考え続けたいと思っています。今後は、それぞれの職員が、自らが情熱を注ぎたいテーマを持ち、他の課に所属していても、その夢の実現を後押しできるような環境が作れればいいなと感じています。

編集後記

お話を伺う中で、「仕事に対する責任感」・「野心」を非常に感じ、特に、自らが社会に貢献できることは何かを考え続ける姿勢に感銘を受けました。公務員だから、民間企業だからというわけではなく、これは誰もが考えるべき問いなのかなと強く感じました。廣澤さんの情熱が、形となり、そんな先輩の背中を見ながら公務員を目指す人々が増えて行くことを楽しみにしています。