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インタビュー

医療法人社団仁績会 玉井医院


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真間駅前通り会でお店を構える店主や店長、社長の素顔を通して、商店街の空気を感じてください。

医療法人社団仁績会 玉井医院

自然の光に包まれた治療室を持つ地元に根ざす医院

 白を基調とし、大きな窓から自然光がたっぷりと入る明るい院内。市川に開業して約80年。玉井医院は真間駅前通り会の中ほどに位置し、地元の方のみならず、遠く東京都や埼玉県からも患者さんが訪れる。
 先々代・玉井仁(じん)さんは、大正末期に佐原から教師として市川小学校に赴任した。その後、日本大学医学部に入学し直して医師免許を取得、市川の地に玉井医院を開業。
 現在の院は約15年前に建て替えられたもので、先代の二代目・玉井績(いさお)さんの方針で、「暗い雰囲気はよくない、“明るく”が第一と考え、できるだけ自然の光を取り入れられるような作りにしている」
 そう語るのは、兄の三代目・玉井勇太院長を支え、理療科を担当する玉井統(おさむ)さん。
「日々の信頼につなげるため、医院長をはじめ職員一丸となり、医院を盛り上げていこうと思っています」

 家族が支えあって地元に根ざした医療を行なっており、真間駅前通り会で、かかりつけにして信頼しているという声も多数聞かれる。患者さんは、昔からかかっているご年配やご家族の方も多ければ、若い方も多いという。ホームタウンである市川にどっしりと構えている医院の存在は大きい。
 患者さんだけではなく、真間駅前通りを歩く人とのつながりも持っている。院内に設置したデジタルサイネージ(電子看板)は、通りから見えるようになっている。市川市からの情報や放射能測定数値など、立ち止まって読んだり書き取ったりする人が多く見られるという。

「市川まつり」でより強い地域のつながりを築く

 真間駅前通り会を含む市川駅近辺の6商店会が合同で開催している「市川まつり」は、2014年で10年目を迎える。10万人の来場者を迎える大規模な秋祭りで、地元の商店や団体のみならず、復興支援物産ブースも設けた。市川まつり実行委員長・斉藤省三さんが語る「喜びの連鎖」という言葉に、その意義が集約されていると言う。
 「自分たちがうれしければ来た人もうれしい。どうすれば来た人がうれしいか探れば、それがつながって連鎖となる」
 射的やスーパーボールすくいなど、子どもの頃のおまつりの記憶は大人になっても残るもの。「人の記憶にとどまるような活動することも大切」と、地道な活動が連鎖につながると考える。「起爆剤にはならないかもしれないけど、つながりを作っていくには、おまつりは必要なもの。この時代だから、楽しめるものがあるのは大切」と、玉井さんは続ける。
 真間駅前通りでは、玉井医院に通院して買い物をする人や、買い物のついでに通院する人もいる。「うちは商店ではないけれど、地域に根付いてみなさんとつながりをもつ連鎖という意味では一役買っていると思う」と、業種をこえたつながりに手応えを感じている。

 10月に開催させる市川まつりだが、その準備は2月には始まる。みんなで白熱した会議で熱い意見を交換して作り上げていくお祭りなので、絆も深まる。「1年の中でたった1日だけのことだけど、その1日のために来てくださる方もいる」と、年代を越えて準備をし、地域のつながりを強くしている。
※医療法人社団仁績会 玉井医院の情報はこちらから