「つらい生理痛、どうしたらいいの?―原因とセルフケアを中医学的に解説」
誠心堂薬局 南行徳本店

つらい生理痛、どうしたらいいの?
はじめに
「毎月やってくる生理のたびに、お腹が痛くて寝込んでしまう…」
そんな経験はありませんか?
このニュースでは、生理痛の原因をわかりやすく解説し、自宅でできるセルフケアを体質別にご紹介します。
1. 生理痛ってなぜ起こるの?
西洋医学の視点から見ると…
生理の時、プロスタグランジンという物質が多く分泌され、子宮が収縮します。
これが過剰になると、血流が悪くなり痛みが強くなるのです。
特に10〜20代に多い「機能性月経困難症」は病気がなくても強い痛みを感じることがあります。
病気が隠れていることも…
子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症などの器質的な原因がある場合もあります。
強い痛みや出血量の多さ、不妊がある場合は要注意です。
2. 中医学から見た生理痛のタイプ別セルフケア
中医学では、生理痛の原因を「気・血・寒・瘀(お)」などのバランスの乱れと捉えます。
タイプ別にケア方法をご紹介します。
タイプ①:冷えによる痛み(寒凝血瘀タイプ)
【特徴】手足が冷える/経血にかたまり/温めると楽になる
【セルフケア】
・湯たんぽやカイロでお腹を温める
・生姜紅茶、シナモン入りのお茶を飲む
・冷たい飲食は避けて、温かいものを意識的に
【オススメの漢方薬】
温経湯・当帰四逆加呉茱萸生姜湯
タイプ②:ストレスによる痛み(肝気鬱結タイプ)
【特徴】生理前にイライラ/胸や脇が張る/気分の波が激しい
【セルフケア】
・ハーブティー(カモミール・ラベンダー)でリラックス
・深呼吸や軽いストレッチを習慣に
・「がんばりすぎ」をやめる、自分をねぎらう時間をつくる
【オススメの漢方薬】
逍遥散、きゅう帰調血飲第一加減
タイプ③:血が足りない痛み(血虚タイプ)
【特徴】疲れやすい/顔色が青白い/経血が少ない
【セルフケア】
・レバー、黒きくらげ、なつめなど血を補う食材を意識
・睡眠をしっかりとる(夜更かしは血の消耗に)
・ストレスを避けて、心も体もゆったりと
【オススメの漢方薬】
当帰芍薬散、十全大補湯
3.食養生で整える体質と月経バランス
食材 効果 おすすめ調理法
生姜・シナモン 血行促進・冷え対策 生姜紅茶、薬膳スープ
黒ごま・なつめ・レバー 血を補う 炒め物やおかゆに
よもぎ 血行促進・温め効果 よもぎ茶、お風呂に入れても
生理痛とうまくつきあうために
毎月のことだからこそ、「我慢」が当たり前になっていませんか?
体質に合ったセルフケアを取り入れることで、痛みを軽減できることも多いです。
痛みが強い、長引く、生理以外にも不調がある方は、早めに漢方相談を。
まとめ
生理痛の原因は人それぞれ。まずは自分の体質を知ることが第一歩。
日常に取り入れられるセルフケアや食養生で、つらい症状を軽くできる可能性があります。
無理せず、少しずつ体と向き合っていきましょう。
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