再三述べてきましたように、当院では後頭部下部の「脳幹ゾーン」を重視しております。
脳と腸に「脳腸相関」があるように、どうも「生命活動の司令塔」と言われる脳幹と、「人間脳」「考える脳」と言われる大脳新皮質とは、相関関係があるように思えます。

例えば、２回目の施術に見えた方に心身の変化を聞いてみると、「あまり考え過ぎなくなった！」とか、「ばかに小便や大便が出た！」という回答が多いのです。
それは、脳幹の機能回復と同時に、大脳新皮質の興奮が鎮まったことを意味します。

そもそも、夜は休息・リラックスの副交感神経が優位になるものであり、大脳も寝ている間は休むものなのですが、現代人は特にそのバランスが崩れている人が多いと言えます。

では、脳幹ゾーンさえほぐして温めれば良いのかというと、そうではありません。


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