暑い夏、車内は外気温以上に温度が上がるため、エアコンは欠かせません。
しかし、冬の間エアコンを使っていない間にガスが出てしまい、夏になって急に冷えなくなってしまうエアコントラブルは意外と多いです。
※車のエアコンに付いているのは冷房機能のみです。

エアコンが冷えなくなる主な原因は以下の通りです。

1．エアコンガスの漏れや不足
劣化や配管の詰まりなどでエアコンガスが漏れたり不足していると、冷媒循環が適切に行われず、冷房能力が低下します。

2．コンプレッサーの故障
コンプレッサーを動かしてエアコンガスを発生させます。
コンプレッサーが故障すると、冷媒を適切に圧縮できなくなり、冷房が効かなくなります。

3．フィルターの目詰まり
フィルターが目詰まりすると風量が低下し、冷風が行き渡らなくなります。

4．配管の断熱不良
配管の断熱が不十分だと、冷媒ガスが加熱され冷房能力が低下します。

軽微な原因であれば、ガス補充やフィルター交換などの対応で改善する場合もありますが、
部品の故障が原因であれば、修理が必要になります。

ガスの量や原因を特定するのは難しいので、私たちプロの整備士に点検を依頼するのが賢明です。
定期点検や車検の際にガスの量も点検することをオススメします。

快適で安全なカーライフのためにエアコンの不調を感じる前にお早めにご相談ください。