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編集部のつぶやき(千葉・船橋・市川・習志野・鎌ケ谷)

1,100円で食べられるジビエ料理! 第5回房総ジビエレシピコンテストが千葉市で開催されました

1月20日から千葉県・都内の飲食店55店舗以上で、房総ジビエフェアがはじまります!

チーバくんも駆けつけてくれました!

1月11日(水)に、大多喜ガスショールームBeE(千葉市緑区おゆみ野)で第5回房総ジビエコンテストが開催されました。

今回のテーマは、消費者が手軽に食べられるジビエ料理!

(※販売価格の上限を1,100円に設定)

 

千葉県内外の飲食店から応募のあった23メニューから、書類審査で選ばれた5メニューの実食審査を取材しました。

ファイナリストに選出されたのは、隠れ屋敷 典膳(南房総市)、ジビエ焼肉じゅん平(市川市)、(h)etta(八千代市)、ホテルポートプラザ「ベイクオーレ」(千葉市)、カフェこっとんぼーる(長南町)の5店舗です。

美味しそうな香りが食欲をそそります

最優秀賞「千葉県知事賞」に選ばれたのは、ジビエつくねと季節の野菜の炊き合わせ

コース料理として提供される予定だそうです

グランプリの千葉県知事賞に選ばれたのは、隠れ屋敷 典膳(南房総市)の「ジビエつくねと季節の野菜の炊き合わせ 自家製柚胡椒を添えて」。

猪肉の部位にこだわらずミンチにして利用し、通常捨てられてしまう骨でスープをとり、ジビエを余すことなく活用しています。野菜も全て地元産。鹿や猪の合いびき肉で作ることも可能。

ジビエ料理でありがちな、肉の部位の品切れによる欠品がでないように、1年を通してコース料理の煮物として提供できるように工夫したそうです。

 

料理の味はもちろんのこと、地元愛やジビエへの思いが評価されての受賞となりました!

優秀賞「千葉県農林水産部長賞」は、千葉県産野菜と猪バラ肉団子の中華風薬膳スープ

猪型のニンジンに注目!

準グランプリの千葉県農林水産部長賞は、ホテルポートプラザ「ベイクオーレ」(千葉市)が受賞。

今回、最年少のシェフ村上さん(22歳)の料理が選ばれました。

 

猪の団子はあえてひき肉を使わずに、バラブロック肉を細かくすることで肉の食感を楽しめるように工夫。

素材の美味しさを最大限にひきだすため、あえて下ごしらえを行わず、会場で野菜や肉をカット。

見事な包丁さばきの腕前を披露し、会場を沸かせていました!

 

薬膳スープのやさしい味わいで、体がぽかぽかと温まりました。

「どの料理もとても美味しく、今回1番審査に迷った」と審査員に言わしめた3メニュー

ジビエ焼肉じゅん平(市川市)の「房総猪鹿ジビエ担々麵」

猪肉のスープに猪チャーシュー、鹿肉のひき肉でつくったそぼろを使用

(h)etta(八千代市)の「猪と房総野菜のアクアコッタ」

「猪の端肉が余ってしまう」とハンターの悩みに応えた一品!

カフェこっとんぼーる(長南町)の「イノシシとひじきのごろごろミートソース」

猪肉と房総ヒジキ、長南産レンコンがアクセントに

全国でも珍しいキョン肉の料理! キョンのパテクルート(フランスの伝統料理)

千葉市の人気フランス料理店「ル・クール」の石本省吾氏の参考料理

審査員の石本省吾氏による参考料理として、キョンのパテクルート(パテをパイで包んで焼き上げた料理)が振る舞われました。

ご自身も狩猟免許を取得し、ジビエ料理に精通している石本さんに、キョン肉の特長をお聞きしました。

 

石本さん「キョンは、エゾ鹿よりも小柄なので、筋がなく肉質も滑らかで濃厚な味が特長です。骨からも良い出汁がとれるので、余すことなく利用しました。定期的に入荷があればお店でもキョン肉料理を提供しているので、食べてみたい方は来店前にお問合せください」

ワインが飲みたくなりました!

【第7回房総ジビエフェア2023】1月20日から2月28日まで開催!

房総ジビエを気軽に楽しみたい方のために、1月20日から千葉県内・都内の飲食店で第7回房総ジビエフェアが開催されます!

今回、千葉県農林水産部長賞に選ばれた千葉市のホテルポートプラザ「ベイクオーレ」の千葉県産野菜と猪バラ肉団子の中華風薬膳スープは、2月上旬からランチバイキングで提供される予定とのこと。

 

市川市のジビエ焼肉じゅん平の房総猪鹿ジビエ担々麵は、期間限定で20食限定販売される予定です。

来店前に事前予約がオススメ! ぜひこの機会に、ジビエを楽しんでくださいね。

※変更になる可能性もあるので、事前にお店にご確認ください。

 

開催期間2023年1月20日(土)~2月28日(火)
参加店舗千葉県・都内の55店舗以上
房総ジビエ公式サイト

https://bosogibier.com/

※イベント詳細は1月20日公開される予定

千葉県の獣害対策に注目! ハンター入門セミナーを3月12日(日)開催予定

千葉県によると、野生鳥獣による県内の農作物の被害金額は約3億円(令和3年度)に上ります。

鳥獣害対策に力をいれており、県内にはハンターが約4,700人いますが、平均年齢60代と高齢化。担い手を増やすことが課題となっています。

有害捕獲されるうちの8割は罠猟によるもの。食肉処理加工施設が県内に13施設あり、道の駅などのお店で一般消費者も気軽に購入できます!

 

千葉県では、狩猟免許をもっていない人を対象に、ハンター入門セミナーを随時開催。

興味のある方は、ぜひ気軽に参加してみて下さい。

※セミナーの開催概要は、千葉県公式サイトで近日公開される予定です。

キョンの皮を利用した革製品も注目されています!

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。