前回、後ろに来る動詞が ing と to do では意味が違う remember と forget を取り上げました。今回と次回で try と regret を研究してみましょう。
try は、やってみる、試してみる、飲食物を試食する、試飲する、方法とか、物の品質や機能などを試すなどと言う時使えます。若い頃、私の恩師は職場で上役からとてもできないというような仕事を与えられたとき、「決してできませんと言ってはいけません。I will try. とおっしゃい」と教えてくださいました。try では必ずしも結果を保証しなくてもいいのです。とにかく積極的にやってみるという意思表示を表すことができますものね。それ以来 I will try. はいつでも困ったときのおまじないになりました。
try to do はあることをやろうとする、つまり実際にやるかどうかは不明です。それに対して、 try ~ing は実際にやってみる、試しにやってみるということを表しています。 She tried to stand up, but she couldn't. (彼女は立とうとしたけれど、できなかった)に対して、彼女は立ち上がってみて2~3歩歩けるのにびっくりした。(She tried standing up and was surprised to find herself walk a few steps.) ということです。try は意外といろいろな使い方ができますので、以下の例文をご覧ください。
私、バナナダイエットをやってみたの。 どう? I tried banana diet. How do I look?
このハーブティー、飲んでみて。 Try this herb tea.
そのピザ、食べてみましょう。 I'll try the pizza.
ごめん、私お役に立てないの。ブラウンさんに当たってみて。 I'm sorry, but I can't help you. Try Mr. Brown.
試着してもいいかしら。 May I try it on?
できることは何でもやってみたの? Did you try your very best?
彼女は一生懸命やせようとしたの。 She tried hard to get slim.
同じ間違いをしないようにしてね。 Try not to make the same mistake.
お砂糖のかわりに蜂蜜を入れてみてください。 Try adding honey instead of sugar.
わたしをいらいらさせないで。 Don't try my patience. (私の辛抱を試すな、なんて英語的な表現ですね。 try one's temper なら怒らせる、try one's nerves もイラつかせるとなります。)
try はまた、名詞としても使えますよ。
やってみたら。 Give it a try.
やってみる価値はあるかもよ。 It may be worth a try.
息子は3度目で試験に受かったんです。 My son passed the exam on his third try.
try to do, try ~ing を使って、あなたご自身の文章を作文してみてください。
* * *
regret 、次回へと続きます
;;;;:*○*:;;;;;;:*◎*:;;;;;;:*○ ◎*:;;;;;;:*○*:;;;;;;:*◎*:;;;;;;:*○
さとう英語教室
♦住所:272-0823 市川市東菅野1-5-4
♦アクセス:JR本八幡駅より徒歩10分・京成本線京成八幡駅より徒歩7分
♦電話番号:
047-321-0019
♦営業時間:9:00~21:00
◎*:;;;;;;:*○*:;;;;;;:*◎*:;;;;;;:*○ ◎*:;;;;;;:*○*:;;;;;;:*◎*:;;;;;;:*○