漢方の専門家が教える五行学説でわかる!季節と体質に合わせた健康アドバイス
誠心堂薬局 南行徳本店

五臓色体表
■ 五行学説とは?
東洋医学の基本理論「五行学説」は、自然界や人の体を「木・火・土・金・水」の5つの要素に分けて考えるものです。それぞれが肝・心・脾・肺・腎という五臓に対応し、季節や感情、体の部位とも深く関わっています。
■ 季節と五臓の関係性
五行学説では、季節ごとに影響を受けやすい臓器があると考えます。
- 春:肝(木)・・・自律神経の乱れや目の疲れに注意
- 夏:心(火)・・・汗のかきすぎ(脱水)や不眠、動悸に注意
- 長夏:脾(土)・・胃腸の不調やだるさに注意
- 秋:肺(金)・・・呼吸器や皮膚の乾燥に注意
- 冬:腎(水)・・・冷えや疲労、むくみに注意
※中国・東洋医学での一般的な定義:8月下旬から9月中旬頃、大暑、立秋、処暑、白露の各節気にあたる時期を指します。ただ日本の「梅雨」は雨が長く降り続くことで湿度が高くなるため、この時期を「長夏」とみなすことが多いです。
今の季節「秋」は、肺(金)の働きが弱くなりやすい時期です。乾燥や気温差で喉や鼻、皮膚のトラブルが増えやすいので、加湿や保湿、白い食材(大根・白ごま・梨など)を意識して取り入れるのがおすすめです。
■ 五臓バランスを整えるセルフケア
それぞれの臓器がバランスよく働くことが健康のカギ。五行学説をもとに、日々の生活で意識したいポイントをご紹介します。
● 肝(木):ストレスを溜めない、目を休める、酸味のある食材をプラス
● 心(火):睡眠をしっかり、苦味のある野菜や豆類を活用
● 脾(土):冷たいもの・甘いものを控え、よく噛んで食べる
● 肺(金):乾燥対策、白い食材・根菜類を意識
● 腎(水):身体を冷やさない、黒い食材(黒ごま・黒豆など)を取り入れる
■ まとめ
五行学説を知ることで、季節や体調に合わせたセルフケアがしやすくなります。「最近調子がいまいち…」という時は、五臓のバランスを意識してみてください。ご自身の体質や季節の変化に合わせた漢方相談もお気軽にどうぞ!
※体質や症状によってアドバイス内容が異なります。気になる症状は専門家にご相談ください
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