本八幡botのXで書ききれない話

こんにちは!本八幡botです!
市川の大学でオリジナルのワインがあるの知ってた?
しかもそれを作っているのが、まさかの大学生なのです。
一体なぜ…!? そして面白そう~!
という訳で、「CUC100(ワンハンドレッド)ワイン・プロジェクト」についてまとめました!

千葉商科大学=CUC(Chiba University of Commerce)

守衛さんが見せてくれた案内図

ここで作っています!
ワインを作るために育てているブドウの農園は、なんと学内!
キャンパスの片隅にひっそりと作られています。
ネットや柵が張られているのは、カラスやハクビシンなどの害獣がブドウを食べに来る「食害」を防ぐため。
| 圃場面積 | 約400平方メートル |
| ソーラーシェアリング | 面積約300m2、ソーラーパネル72枚(120w) |
| ぶどう苗木 | 12本(設置当時) |
| 品種 | マスカット・ベーリーA |
| 栽培指導 | 白百合醸造株式会社 |

もともとピッチングの練習場だったそうで、土壌を改良して畑にしたそうです。
2019年に土壌調査、整地、養生、苗木植付けなどが行われました。
平地でのブドウの育成となるので、斜面のある山とはまた勝手が違うのだそう。
草刈りも欠かさず、水はけが良くなるように土壌管理も行わなければなりません。

肥料のにおいがしてまさに農業って感じだ…!
この畑では、食品残渣を生ごみ処理機で堆肥にして畑に撒いています。
さらには第二圃場(ほじょう)もあり、そちらはブルーベリーといちじくの栽培に使われています。
畑ではブドウだけでなく野菜も植え付け、水やりして栽培しているそう。
野菜は子ども食堂や学食へ提供しているようです。
素晴らしい取り組みだ…!

天井にあるのはソーラーシェアリング設備。
ソーラーシェアリングとは、農地に支柱を立て、その上部に太陽光パネルを設置して、農業生産と太陽光発電を同時に行う取り組みです。
地面に日影を作らないよう、3メートルの高さに設置したそうです。
年間9,750~10,500kwもの電力を供給し、害獣避けの電気柵や学内施設などで消費しているとのこと。すごいシステム!
この電力を使って動かす超小型電気自動車までも導入しています。

奥には学生が交流の場として作ったログハウスが見えます。
当時は天候に恵まれず建てるまでに苦労したそうですが、できてからはみんなで交代しながら掃除をしたり、思い出の写真を飾ったりしています。
ちなみにこのログハウスの照明や冷暖房、冬のイルミネーションなども、ソーラーシェアリングから電力を得ています。
近隣の親子を招いて、イベントを行うことも。

なお、一号館テラスには2022年の3月から始まった養蜂場「国府台bee Garden」もあります。
大学生でハチミツまで作ってるなんて…!
帽子や面布や手袋で防備して巣箱を内見
ここはただの養蜂場ではなく、大学周辺の緑化や生態系の維持に貢献するための都市養蜂。
里見公園やじゅんさい池を密源とした、西洋ミツバチでの養蜂です。
ミツバチが水を飲むためのビオトープには、ボウフラ対策のメダカもいます。
蜜が漏れないよう、蜜蓋のギリギリを削って採蜜
普段の蜂の世話だけでなく、近隣の飲食店とのコラボまでやっています。
そしてなんとこのハチミツ、市川市のふるさと納税にも登録されました!

このワインプロジェクトは、千葉商科大学が2018年に90周年を迎えたことを記念して、2028年の100周年に向けて始められたもの。
ワインが選ばれた理由として、このような背景があると教えて頂きました。
・ソーラーシェアリングを農業の将来像を探る実験設備とし、 遮光率の関係からぶどうが適していたから
・白百合醸造株式会社とつながりがあり、協力・ 指導を得て学べることになったから
・甲州市商工会にOBがおり、 現地フィールドワークなどでの協力が得られることになったから
・創立100周年を祝う際に、 大学で作ったワインで乾杯できるのが良いと思ったから
SDGs教育の一環として、何代にも渡って商大生たちが事業を受け継いでいます。
多い時でメンバーは100人近くになり、総務・広報・栽培・養蜂の4チームで活動しています。
ワインエキスパートの勉強をしていた学生さんも。
土壌作りの様子
ワインを学ぶために山梨や栃木までフィールドワークに出向いています。
草刈りなど畑の作業を、授業の合間や昼休みにやっているというのだから驚きです。
地域の方を招いての共同作業などの機会もあるそう。
着手式の様子
ワインができるまでのスケジュール!
発芽
4~6月にかけて、ブドウの芽が出てつぼみが付き、花が咲きます。
そして受粉して花が枯れ、ブドウの実ができ始めます。
剪定
余分な枝を断ち落とし、育てたい枝に栄養が回るようにします。
ブドウの房があっても剪定することもあります。

誘引(7月)
枝をワイヤーで固定することで樹形を整え、枝が混み合わず全ての葉に日光が当たるようにします。
生産量に大きく関わる作業です。まだ酸味と渋みが強い緑色。

農薬散布
「ベト病」にかかるのを防ぐため、防護服を着て農薬を散布。
ベト病とは、葉の生い茂りや通気性の悪さで葉にカビが生える病気です。
傘かけ
ブドウにとって雨は大敵。
雨粒によるカビの胞子がブドウにつかないようにします。
袋で包むこともありますが、生育の進行に影響するので慎重に行うようです。
台風によるブドウの実の落下で台無しになることも。

収穫(9月)
紫色になったブドウの茎をハサミで切って収穫。
多い年では実に80kgも収穫できたそう!
ブドウの選果
腐っているもの、実になっていないものを切り落とします。
実の大小差や色の違いもあり、一筋縄ではいきません。
除梗(じょこう)
実と果梗を分けることで、雑味を防ぐことができます。
破砕
ペプチターゼという酵素を入れて攪拌します。
糖と酵母菌で発酵し、炭酸とアルコールに分解されます。

第一弾は「Vignobles sur le campus(ヴィニョーブル・スュール・ル・キャンパス)」。
フランス語で「学内のぶどう畑」という意味だそう。
【発売日】2023年2月13日(月)
【内容量】720mlボトル
【価 格】1本5,800円(税込)アルコール分11%
【原材料名】ぶどう(マスカット・ベーリーA)/酸化防止剤(亜硫酸塩)
【製造者】白百合醸造株式会社 山梨県甲州市勝沼町等々力878-2
【販 売】株式会社CUCサポート
第二弾は「嗣~TSUGU~」。
過去を受け継ぎ未来へ進むという意味で名付けられました。
【発売日】2024年2月19日(月)
【内容量】720mlボトル
【価 格】1本5,800円(税込)アルコール分11%
【原材料名】ぶどう(マスカット・ベーリーA)/酸化防止剤(亜硫酸塩)
【製造者】白百合醸造株式会社 山梨県甲州市勝沼町等々力878-2
【販 売】株式会社CUCサポート
第三弾は「CRISTALLO DI RUBINO(クリスタッロ ディ ルビーノ)」。
イタリア語で「ルビーの結晶」という意味です。
【発売日】2025年3月23日(日)
【内容量】720mlボトル
【価 格】1本5,800円(税込)アルコール分11.5%
【原材料名】ぶどう(マスカット・ベーリーA)/酸化防止剤(亜硫酸塩)
【製造者】白百合醸造株式会社 山梨県甲州市勝沼町等々力878-2
【販 売】株式会社CUCサポート


製造されたワインは学内と(株)CUCサポート「千葉商科大学グッズOFFICIAL SHOP」
でも販売しています。
(年によっては在庫がない場合もあります)
前代の代表学生さんにお話を伺ったところ、個性的なメンバー達をまとめるのが大変だったと話されていました。
意見が割れることもありながら、うまく調整して進めてきたそう。
100人を束ねるなんて凄いな…!
養蜂の担当でもワインのことも答えられるようにしたりと、部間でも情報共有も行なっているそう。
ワインを飲むのはハードルが高いと感じる方にも、ぜひワインデビューして欲しいとのコメントを頂きました。
プロジェクトの公式SNSはこちらから。
X
facebook.com/cuc100wineproject
面白かった~CUC100ワイン・プロジェクト!
これはぜひ応援したいですね。
また次回!大都会本八幡!
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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