不妊治療の保険適応が始まり、今まで高度治療を検討していた方は背中を押してくれるきっかけになった
かもしれません。

ただ保険適応ということで行える治療や薬剤に制限が出てきているというお話も聞こえてきています。
ハードルが低くなり体外受精にチャレンジしやすくなりましたが、今までオーダーメードで行えた治療ができなくなってしまった部分もあるようです。

制限がかかっている部分を漢方で埋めることができるかもしれません

◆LH サージの早発と OHSS を防ぐ（ブセレキュア、レルミナ が保険適応外となりました）
腎を補う補腎という考えのもと質のよい卵胞を育てることができます。

◆子宮環境を改善することで着床率をアップ
①子宮内膜の厚さを改善
（PRP 、 GCSF という治療法、バイアグラ が保険適応外となりました）
養血活血という考えのもと体質を整え内膜の充実をはかります。

②慢性子宮内膜炎の改善（反復性）
清熱解毒利湿により慢性的な内膜炎の改善をはかります。

③TH1/TH2 のアンバランスの改善（タクロリムスが保険適応外となりました）
補腎、益気の考えをもとに免疫系の働きを整えます。

◆不育症の治療（アスピリン が保険適応外となりました）
活血の考えをもとに血流改善ができるよう体質を整えます。

保険適応になり治療へのハードルは下がりましたが、年齢や体の状態により赤ちゃんを授かるようにプラスする何かも必要になっているかもしれません。