※これは日本酒大好き新入社員のE(J.S.A. SAKE DIPLOMA 保有)が、実際に飲んだ日本酒について記録したものです。主観に基づく感想が多く含まれます。味の感じ方や好みは人それぞれなので、広い心でご覧いただければ幸いです。
三島文雄。
杜氏の名前が付けられているということは、それだけ味に自信があるということだろう。
実際、この日本酒は純米大吟醸酒として細部まで手を抜かずに造られているようだ。
袋吊り斗瓶取りは、品評会に出すような日本酒を搾るときに使う方法である。
圧力をかけて搾る通常の方法よりも綺麗で柔らかく仕上がるため、大吟醸クラスの日本酒に適している。
だが、手間ひまがかかる上に収量も減るため、どうしても値段が高くなってしまう。
大吟醸クラスの日本酒は元々値段が高いものが多いので、更に袋吊り斗瓶取りとなると気軽には手が出せない値段になるものも少なくないのだ。
それが何と、この日本酒の価格は720mlで2,200円である。
決して安い値段ではないが、コストパフォーマンス的には良い日本酒であることは間違いない。
原料米は佐香錦(さかにしき)。
改良八反流を母本に、金紋錦を父本として人工交配し、島根県で開発された米である。
味の膨らみとキレの良さが特徴だ。
前は兵庫県産山田錦35%でやっていたらしい。
コスパどないなっとんねん。。
山田錦ver.を飲んでみたかったがそれはもう叶わない。
今の御時世では、この値段で同じものを出すのは難しいだろう。
昨今の物価上昇を嘆きつつ、開栓。
香りはかなり穏やかだ。
広がる米の旨味。キレも良い。
大吟醸クラスの日本酒はお手本に忠実に、綺麗に造られたものが多いため、私には綺麗すぎて少し物足りなく感じることもあるが、この日本酒はそうではない。
決して綺麗に造られていないわけではなく、米の旨味がよく出ている。
佐香錦の特徴だろうか。
吟醸香は少し弱めだが、穏やかな分、食事とは合わせやすそうだ。
期待値が高かっただけにそれを超えてくることはなかったが、総じて美味しい日本酒だと感じた。
【名称】
三島文雄 純米大吟醸 (誉池月 袋吊り斗瓶取り 無濾過 生原酒)
【好み度】
★★★★☆
【スペック】
・原料米:佐香錦
・酵母:協会10号系
・精米歩合:40%
・日本酒度:-2.0
・酸度:1.3
・アルコール:15度
・価格:720ml 2,200円、1800ml 4,378円
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